在宅ワークやおうち時間の増加により、リクライニングチェアの需要が高まっています。しかし、素材や機能、リクライニング角度などが様々であり、どれを選べばよいか迷う方も多いはずです。

本記事では、名古屋市名東区の老舗家具店 大矢家具店のベテランスタッフが、リクライニングチェアの種類ごとの特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説します。自分にぴったりの1台を見つけるための参考にしてください。

リクライニングチェアとは?ロッキングチェアとはどう違う?

リクライニングチェアは、背もたれをベッドのように倒してくつろげる椅子のことです。一般的に、1人用のものを「リクライニングチェア」、2人用以上のものを「リクライニングソファ」と呼び分けられます。

リクライニングチェアとよく似たアイテムとして挙げられるのが、ロッキングチェアです。どちらも背もたれが動く点は共通していますが、両者には明確な違いがあります。

リクライニングチェアは好みの角度で背もたれを固定できるのに対し、ロッキングチェアは体の動きに合わせて前後に揺れる構造になっています。

リクライニングチェアの利用シーン

リクライニングチェアは、日常生活のさまざまなシーンで活用されています。

  • 高齢者や療養中の方の休息サポート
  • くつろぎ時間(読書・音楽鑑賞・映画鑑賞など)
  • 在宅ワークやオフィスでのデスク作業
  • ゲームプレイ時の長時間利用

体圧を分散させて快適な姿勢を保ちやすく、立ち座り時の負担も軽減してくれるため、高齢者や体力に不安がある方にも優しい設計です。

近年では、在宅ワークやおうち時間の増加を背景に、自宅でも快適に仕事やエンタメを楽しみたいというニーズに応えるアイテムとしても注目されています。オンラインゲームや映画鑑賞などもよりリラックスした姿勢で楽しむことができ、幅広い世代に支持されています。

リクライニングチェアのメリットとは

※写真はイメージです

リクライニングチェアのメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。

  • 仮眠・睡眠を取れる
  • 移動しやすい
  • フォーマルなシーンでも使いやすい

仮眠・睡眠を取れる

商品によって異なりますが、リクライニングチェアは背もたれを160〜180度まで倒せるものが多く、体をほぼ水平に近い状態でくつろぐことが可能です。一般的なソファやベッドとは異なり細かく姿勢を調整できるため、自分に合った角度で仮眠を取ることができます。

「座る」と「眠る」を同時に叶えてくれる、まさにリラックスのための1台だと言えるでしょう。

移動しやすい

軽量かつコンパクトな設計の商品が多いのも、リクライニングチェアの特徴。部屋から部屋への移動や模様替えの際も扱いやすく、レイアウト変更がしやすいのは大きなメリットです。

キャスター付きのタイプや折りたたみ式のモデルもあり、使いたいシーンやスペースに合わせて柔軟に活用できます。

フォーマルなシーンでも使いやすい

軽量でコンパクトなリクライニングチェアは、スペースに限りのあるオフィスや応接室にも設置しやすいのが魅力です。場所を取らず移動やレイアウト変更も容易なため、柔軟に対応できます。

レザー調の張地やシンプルなデザインを採用したモデルも多く、来客対応やビジネスシーンなどのフォーマルな空間にも違和感なくなじんでくれます。機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムとして、企業でも活用しやすい製品です

家具のプロが教えるリクライニングチェアの選び方

ここからは、リクライニングチェアを選ぶ際にチェックしたいポイントとして、主に以下が挙げられます。

  • リクライニングの角度
  • 操作性
  • 座り心地
  • 機能性
  • 素材

リクライニングの角度

リクライニングチェアの背もたれを倒せる角度は商品によって異なりますが、長時間リラックスしたい方には深く倒せるタイプがおすすめです。

一般的に、仮眠や軽い睡眠を想定するなら150度以上のリクライニング角度が快適とされています。中には最大で160〜180度まで倒せるモデルもあり、よりベッドに近い姿勢でくつろぐことが可能です。

角度調整の方法もチェックしておきたいポイントです。決められた角度でしっかりと固定できる段階式タイプと、角度を自由に決められる無段階調整タイプがあります。

リラックスの仕方や用途に合わせて角度と調整方法の両方を確認して選ぶと、満足度の高い1台に出会えるでしょう。

操作性

リクライニングチェアの操作方法には、手動タイプと電動タイプの2種類があります。手動タイプは比較的シンプルな構造で価格も抑えられますが、力が必要になる場合もあるため、力に自信のない方には注意が必要です。

一方で、電動タイプであればボタン1つで簡単にリクライニングが可能なため、年配の方や女性でも扱いやすく、より快適に使用できます。

リクライニングチェアの中には、フットプレート(足置き)が連動して上昇する機能を備えたものもあります。複数の調整機能があるモデルでは、操作のしやすさも重要なポイントです。

直感的に動かせる操作パネルやレバー配置が工夫されたタイプを選ぶと、日々の使用でもストレスを感じにくくなるでしょう。

座り心地

くつろぐことを目的としたチェアであるため、やはり座り心地は最もこだわりたいポイントの1つです。

座面や背もたれの硬さ・形状、腰や首のサポート部分などをチェックし、自分の体型に合ったものを選びましょう。実店舗を訪れ、試しに座ってみた上で選ぶのがおすすめです。

名古屋市名東区の大矢家具店では、様々なブランドのリクライニングチェアを取り揃えています。家具の知識が豊富なベテランスタッフが上質なくつろぎを叶える電動リクライニングチェア選びをお手伝いします。ご来店の際は、お気軽にご相談ください。

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機能性

リクライニングチェアの中には、快適性や利便性を高めるさまざまな機能が搭載されているモデルもあります。

  • 収納ポケット
  • ヘッドレスト
  • キャスター
  • スマートフォン充電可能
  • 体圧分散

これらの機能は製品によって異なるため、自分がどんな使い方をしたいのかを踏まえ、必要な機能を見極めて選ぶようにしてください。例えば、スマートフォンを使いながら長時間くつろぎたい方には、USBポート付きで充電可能なモデルがおすすめです。

理想のくつろぎ空間を具体的にイメージして、自分にぴったりの1台を見つけましょう

素材

リクライニングチェアの素材としては、主に以下が挙げられます。

  • ファブリック(布)
  • レザー(本革・合成皮革)
  • メッシュ

ファブリックは手触りがやわらかく、温かみのある印象です。カラーバリエーションが豊富でインテリアにも合わせやすいのが強み。ただし、水や汚れに弱く、シミになりやすい点には注意が必要です。

レザー素材は高級感があり、汚れに強くお手入れがしやすいのが魅力だと言えます。合成皮革は価格も比較的手ごろで取り入れやすいですが、本革はどうしても価格が高めに設定されていることが多いです。

メッシュ素材は通気性に優れ、夏場や暖房の効いた環境でも蒸れにくく快適に過ごせる素材です。その反面、見た目がカジュアルで、高級感にはやや欠ける傾向があります。

このように、素材ごとに快適性や見た目、メンテナンス性などが異なります。使う空間、目的をイメージしながら最適な素材を選びましょう。

大矢家具店イチオシのブランド3選

名古屋市名東区の大矢家具店では、以下の人気ブランドの電動リクライニングチェアを取り揃えています。

  • カリモク:熟練の職人技とエレクトロニクス技術の融合により、デザイン・使いやすさへのこだわりを詰め込んだブランド
  • ストレスレス:上質な家具をノルウェーの自社工場で一貫生産している、人間工学に基づいた快適な座り心地を追求するブランド
  • HTL:自社で皮革工場を持ち、妥協のないソファ作りを続ける「情熱、革新、パートナーシップ」を掲げるメーカー

それぞれのブランドには異なる魅力やこだわりがありますが、いずれも品質に優れた信頼のおけるブランドばかりです。大矢家具店では、そんな上質なリクライニングチェアを“背伸びしすぎない、ちょうどいい価格”でご提供しています。

記事内ではリクライニングチェア選びのポイントをご紹介しましたが、やはり実際に見て、触れて、体感することが何より大切です。店頭では、家具選びのプロがお客様一人ひとりのライフスタイルやご要望に寄り添い、最適なリクライニングチェア選びを丁寧にサポートいたします。

ぜひ一度、大矢家具店へお越しください。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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