「チェスト」「キャビネット」「サイドボード」といった家具について、違いがわからないという方は多いのではないでしょうか。見た目や役割は似ていますが、違いも数多くあります。

適切な収納家具を選ぶためには、違いをしっかり理解することが大切です。本記事では、名古屋市名東区にある大矢家具店のベテランスタッフが、それぞれの家具の特徴・違い・メリット・デメリットを解説します。ぜひ、参考にしてみてください。

チェスト・キャビネット・サイドボードの違い

収納家具を選ぶ際に混同されやすい「チェスト」「キャビネット」「サイドボード」ですが、それぞれに異なる特徴があります。まずはそれぞれの基本的な構造や使い方を理解しておきましょう。

チェストとは

チェストは、主に縦型の引き出し収納が特徴の家具です。「チェスト(chest)」という言葉はもともと箱を意味し、衣類収納として進化してきました。現代では、衣類だけでなく小物や雑貨の整理にも幅広く使われています

チェストの特徴は以下の通りです。

  • 高さ80〜120cmほどの縦型のデザイン
  • 複数の引き出しを上下に配置
  • 主に寝室やクローゼットで使用
  • 衣類・下着・小物などの収納に特化

キャビネットとは

キャビネットは扉付きの箱型収納家具の総称で、幅広いサイズのものがあります。本や食器、生活雑貨などの収納に使われ、リビング・ダイニング・書斎など、場所を選ばず活用できる汎用性の高さが魅力です。

キャビネットの特徴は以下の通りです。

  • 扉付き収納が基本構造
  • 高さ60〜180cmとバリエーション豊富
  • 棚板を組み合わせて幅広い用途で使える
  • 収納物を隠せるため見た目がすっきりする

サイドボードとは

サイドボードは、高さが低く横幅のある横長デザインが特徴の収納家具です。もともとはダイニングで食器類を一時的に置くために使われていましたが、近年ではテレビ台やリビング収納としても人気が高まっています。

サイドボードの特徴は以下の通りです。

  • 高さ60〜90cmほどの低めの設計
  • 横幅120〜200cm前後のワイド構造
  • 扉と引き出しの両方を備えるタイプが多い
  • リビングやダイニングの空間の演出にも利用できる

収納家具選びにおける重要な4つのポイント

収納家具はデザインだけでなく使い勝手や生活動線との相性も重要です。選ぶ際には以下のポイントをチェックしましょう。

それぞれ詳しく解説します。

収納したいものを明確にする

まずは「何を収納するか」を明確にすることです。衣類が中心であれば引き出し式のチェストが適していますが、本や日用品など、ある程度高さのあるものを収納したい場合はキャビネットの方が向いています。

食器や電子機器などをまとめて収納したいなら、サイドボードもおすすめです。収納するアイテムによっておすすめの家具の種類が異なるため、あらかじめリストアップしておきましょう。

設置場所とサイズを確認する

家具を置く場所のサイズも確認しましょう。家具本体の寸法だけでなく、引き出しや扉を開けるためのスペースも含めて考える必要があります

例えば、チェストなら前面にある程度の空間を取らないとスムーズに開閉できません。キャビネットも同様で、扉を全開にするには奥行き以上のスペースが必要です。サイドボードは横幅があるため、壁面の長さに余裕があるかどうかがポイントになります。

目安として、家具の周囲に60cmほどの通路幅があると、圧迫感もなく快適に使用できます。

インテリアとの調和を考える

インテリアとの調和も大切です。既にある家具の色味や素材、デザインと揃えることで、統一感のある部屋に仕上がります。例えば、木目調の家具が多い空間には、同系統の天然木や集成材の収納家具を選ぶと自然に馴染みます。

使用頻度と利便性を確認する

収納するアイテムの使用頻度も選ぶ基準のひとつです。毎日使うものは、引き出し式で取り出しやすいチェストに収納すると便利です。たまに使うものは、キャビネットの扉内に収納しておくと見た目もすっきりします

ディスプレイも楽しみたい方には、サイドボードの天板にお気に入りの雑貨を飾るのも良いでしょう。使う頻度や動線を考えて収納家具を選ぶことで、ストレスも軽減されます。

収納家具の素材選びのポイント

収納家具は毎日使うものだからこそ、見た目だけでなく素材の違いによる耐久性やお手入れのしやすさまでしっかりと把握しておくことが大切です。ここでは以下の素材について、それぞれの特徴を紹介します。

天然木材(無垢材)

無垢材は、自然そのままの木から切り出された一枚板を使用した素材で、家具の素材として最も高級感があり、あたたかみのある質感が特徴です。使い込むほどに色合いが深まり、木目の美しさが際立ってくるのが魅力です。

集成材

集成材は複数の木片を接着して作られた木材で、無垢材に比べて反りや割れが起きにくいのが特長です。品質が安定しており、無垢材の風合いを持ちながらも価格が手ごろなため、コストパフォーマンスを重視する方に人気があります。

メラミン化粧板

メラミン化粧板とは、樹脂を何層にも重ねて高温高圧でプレスして作られた薄い板を指します。水や汚れに強く、日常のお手入れが簡単なのが魅力です。キッチンや洗面所、子ども部屋など、使用頻度が高く汚れやすい場所に置く収納家具としても適しています。

よくあるご質問(FAQ)

チェストやキャビネット、サイドボードの違いについてよくある質問をまとめました。収納家具を選ぶ際の参考にしてください。

Q:チェストとタンスの違いは何ですか?

基本的には同じ引き出し式の収納家具を指しますが、タンスは和箪笥のイメージが強く、チェストは洋風のデザインを指すことが多いです。機能面では大きな違いはありません。

Q:サイドボードをテレビ台として使用できますか?

サイドボードはテレビ台として使用できます。しかし、テレビの重量に耐えられる耐荷重と、熱がこもらない構造になっているかを確認することが大切です。

Q:無垢材の収納家具は手入れが大変ですか?

定期的な乾拭きと、年に数回のオイルやワックスでのメンテナンスで美しさを保てます。手入れも含めて無垢材の魅力の1つです。

Q:収納家具のサイズはどうやって決めればよいですか?

設置場所の寸法を測り、扉や引き出しの開閉に必要なスペースを確認してください。また、収納したいアイテムの量と種類を整理することも重要です。

Q:部屋が狭くても大型の収納家具を置けますか?

部屋の狭さを感じさせない配置のコツがあります。壁際に配置する、低めの家具を選ぶ、明るい色を選ぶなどの工夫で、圧迫感を軽減することが可能です。

大矢家具店おすすめの収納家具ブランド

名古屋市名東区の大矢家具店では、以下のブランドの収納家具を豊富に取り揃えています。

ブランド 特徴
COMMON ROOTS カジュアルで快適な暮らしを提供するブランド
Pamouna 細部の仕上げまでこだわり抜いた、機能的でシンプルなデザインが特徴の国産家具メーカー
HIDA 職人の技術と現代のライフスタイルを融合させた、使い勝手の良い収納家具を製作している
INCOON 日本人のライフスタイルに寄り添い、デザイン・素材・品質にこだわったブランド

それぞれのブランドには異なる魅力やこだわりがあります。いずれも品質に優れたブランドばかりなので、ぜひ大矢家具店でお買い求めください。

収納物や部屋の広さ・イメージに合わせて選ぼう

チェスト・キャビネット・サイドボードは、一見すると似たような収納家具に見えるかもしれませんが、それぞれに異なる特徴があります。

衣類や小物の収納に適したチェスト、多用途に対応できる扉付き収納のキャビネット、そしてリビングやダイニングの空間に溶け込みながら実用性を発揮するサイドボード。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが欠かせません。

より心地よく暮らすための収納家具選びに、ぜひ大矢家具店をご活用ください。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。