毎日使うベッドは、私たちの生活に欠かせない大切な家具です。しかし、ベッドにも寿命があることをご存知でしょうか。「まだ使えるから大丈夫」と思っていても、実は寿命を迎えたベッドを使い続けると睡眠の質が低下したり、身体に不調が現れたりすることがあります。ベッドの寿命を正しく理解し、適切なタイミングで買い替えやメンテナンスを行うことは、快適な睡眠に欠かせません。
この記事では、名古屋市名東区の大矢家具店が、ベッドの寿命に関する基礎知識から、買い替えのサインの見分け方、寿命を延ばすためのお手入れ方法まで詳しく解説します。
ベッドの平均寿命はどれくらい?

ベッドの寿命は、フレームとマットレスで異なります。それぞれの寿命の目安を知っておくことで、適切な買い替え時期を判断しやすくなります。
ベッドフレームの寿命
一般的なベッドフレームの寿命は、平均して10年から15年程度といわれています。しかし、これはあくまでも目安であり、使用する素材や構造、使用環境によって大きく変わります。
木製のベッドフレームは比較的寿命が長く、特に檜や桐などの耐久性に優れた素材を使用したものは15年以上使用できることもあります。一方で、スチール製のパイプベッドや折りたたみ式、電動ベッドなど可動部分が多いベッドは、構造上の理由から寿命が短くなる傾向があります。
マットレスの寿命
マットレスの寿命はベッドフレームよりも短く、平均して5年から10年程度です。
スプリングを使用しているマットレスはヘタリにくく、ウレタン製は高反発なものほど長持ちする傾向にあります。低反発ウレタンなど柔らかい寝心地のマットレスは、他の素材と比較して寿命が短い場合が多いです。
ベッドの買い替えサインを見逃さないポイント
ベッドが寿命を迎えると、さまざまなサインが現れます。これらのサインに早く気づくことで、睡眠の質の低下を防ぐことができます。
寝心地の変化に注意する
以前と比べて寝心地が悪くなったと感じたら、ベッドの劣化が進んでいる可能性があります。朝起きたときに腰や肩、背中などが痛むようになった場合は要注意です。マットレスのサポート力が低下し、寝ている間に体が不自然な姿勢を強いられているかもしれません。
特に腰痛が悪化したり新たに発生したりした場合は、マットレスの買い替えを検討すべきタイミングです。また、寝返りが打ちにくくなったり、体がマットレスに沈み込みすぎて動きにくく感じたりする場合も、マットレスの反発力が低下しているサインといえるでしょう。
マットレスの物理的な劣化に着目する
マットレスの表面に明らかなへこみや凹みがある場合、内部のスプリングやウレタンが劣化している可能性が高いです。特に腰やお尻が当たる中央部分にへこみが集中している場合は注意が必要です。
コイルマットレスの場合、寝返りを打つたびにギシギシと音がしたり、スプリングが体に直接当たるようなゴツゴツとした感触があると、コイルの劣化や破損が考えられます。このような状態で使い続けると、快適な睡眠を妨げるだけでなく、ケガのリスクも高まります。
衛生面での問題がないか確認する
マットレスの表面や側面に黒や緑の点々としたカビが見られたり、カビ特有のツンとしたニオイや湿っぽいニオイがする場合は、衛生的な問題が発生しています。カビはアレルギーや呼吸器疾患の原因にもなるため、早急な対応が必要です。
汗や体臭、湿気などが染み付き、消臭スプレーなどを使っても不快なニオイが取れない場合も、菌が繁殖している可能性があります。朝起きると鼻がムズムズしたり、くしゃみが出たり、皮膚にかゆみを感じたりする場合は、マットレス内部に蓄積したダニの死骸やフン、カビの胞子などが原因となっているかもしれません。
ベッドフレームの劣化に着目する
ベッドフレームに軋みや揺れが生じている場合、原因としてネジの緩みや金具のすり減りが考えられます。まずはネジを締め直してみて、それでも改善しない場合は床板の割れやフレームの歪みを疑いましょう。床板やフレームにカビが生えている場合や、木材の腐食、金属部分のサビが進んでいる場合も、買い替えを検討すべきサインです。
ベッドの寿命を延ばすお手入れ方法

適切なお手入れを行うことで、ベッドの寿命を延ばし、長く快適に使い続けられます。ここでは、ベッドの寿命を延ばすお手入れ方法について解説します。
マットレスのローテーションをする
マットレスは定期的にひっくり返して使用することで、同じ場所に負担がかかり続けることを防ぐ役割を担っています。上下を入れ替えたり、裏表を反転させたりすることで、へたりを軽減できます。
ローテーションの頻度は、ウレタンマットレスの場合は月に1回程度、コイルマットレスの場合は3ヶ月から6ヶ月に1回程度が目安です。ただし、マットレスは重いため、2人以上で行うことが推奨されます。
湿気対策を徹底する
日本は高温多湿であり、マットレスに湿気がたまりやすい環境です。人は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくとされており、マットレスには想像以上に湿気がこもっています。
定期的にマットレスを壁に立てかけて風を通したり、すのこベッドを使用して通気性を確保したりすることが大切です。また、除湿シートやベッドパッドを活用することで、マットレス内部への湿気の浸透を軽減できます。寝室の換気も忘れずに行いましょう。朝起きたら窓を開けて空気を入れ替えることで、室内の湿度を下げることができます。
シーツやカバーをこまめに洗濯する
マットレスカバーやシーツには、寝ている間の汗や皮脂などが付着します。これらを放置すると、雑菌やカビ、ダニが繁殖する原因となります。シーツは1週間から2週間に1回を目安に洗濯するようにしましょう。夏場など汗をかきやすい時期は、さらに頻繁に洗濯することをおすすめします。
ベッドフレームのメンテナンスをする
ベッドフレームのネジは定期的に点検し、緩んでいないか確認しましょう。緩みを発見したら、すぐに締め直すことで、軋みや破損を防ぐことができます。木製のベッドフレームは、乾いた布でホコリを拭き取り、直射日光が当たる場所への設置を避けることで劣化を遅らせることができます。
ベッドの寿命に関するよくある質問

ベッドの寿命に関するよくある質問について回答します。
Q. ベッドの寿命はどのくらいですか?
ベッドフレームは平均10年から15年程度、マットレスは5年から10年程度が目安ですが、素材や使用状況によって大きく異なります。
Q. マットレスのへこみは直せますか?
マットレスのへこみは、内部のスプリングやウレタンの劣化が原因であることが多く、基本的には直すことができません。へこみが目立つ場合は買い替えを検討しましょう。
Q. ベッドのカビはどうすれば防げますか?
定期的な換気、マットレスの立て掛け、除湿シートの使用など、湿気対策を徹底することでカビの発生を防げます。
Q. 朝起きると体が痛いのはベッドのせいですか?
マットレスのサポート力が低下している可能性があります。特に腰痛が悪化したり新たに発生したりした場合は、マットレスの買い替えを検討することをおすすめします。
ベッドの寿命を正しく理解した上で快適な睡眠環境を保とう
ベッドは毎日の睡眠を支える大切な家具であり、寿命を意識せずに使い続けると、知らないうちに睡眠の質や体調に悪影響を及ぼすことがあります。ベッドフレームは10〜15年、マットレスは5〜10年がひとつの目安ですが、寝心地の変化やへこみ、軋み、カビやニオイなどのサインが現れた場合は、年数に関わらず見直しが必要です。
また、定期的なローテーションや湿気対策、カバー類の洗濯など、日頃のお手入れを行うことで寿命を延ばすことも可能です。ベッドの状態を定期的にチェックし、必要に応じて買い替えやメンテナンスを行うことで、これから先も快適で質の高い睡眠環境を維持していきましょう。
大矢家具店では、上質なベッドを「背伸びしすぎない、ちょうどいい価格」でご提供しています。記事内ではベッドの寿命や買い替えのサインについてご紹介しましたが、やはり実際に見て、触って確かめることが何よりも大切です。店頭では、家具のプロがライフスタイルやご要望に合わせたベッド選びを丁寧にサポートいたします。ぜひ一度、大矢家具店へ足をお運びください。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

