ダイニングテーブルを選ぶ際、「丸いテーブルって本当に使いやすいの?」「四角いテーブルの方が実用的じゃない?」と迷われる方は少なくありません。本記事では、家具選びのプロである大矢家具店のベテランスタッフが、丸いダイニングテーブルのメリット・デメリットを正直に解説します。購入後に後悔しないための選び方のポイントもあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
丸いダイニングテーブルが「使いにくい」と言われる理由

丸いダイニングテーブルについて、一部で「使いにくい」という声があるのも事実です。まずは、どのような点が課題となりやすいのかを確認しておきましょう。
四角いテーブルに比べて1人分のスペースが狭く感じる
丸いダイニングテーブルは、同じ面積の四角いテーブルと比較すると、1人あたりに割り当てられるスペースがやや狭く感じられることがあります。四角いテーブルは辺に沿って四角いお皿や書類を並べやすく、スペースを効率的に使えます。一方、丸いテーブルは中心から外側に向かって放射状に広がる形状のため、テーブルの端の部分がデッドスペースになりやすい傾向があります。
そのため、大きなお皿をたくさん並べたい方や、テーブル上で書類を広げて作業することが多い方にとっては、やや手狭に感じる場面があるかもしれません。
壁に付けて設置できない
丸いダイニングテーブルは曲線で構成されているため、壁にぴったりとくっつけて配置することが難しいです。四角いテーブルなら壁付けすることで省スペースなレイアウトが可能ですが、丸いテーブルを壁に寄せても壁との間に無駄な空間が生まれてしまいます。ダイニングスペースが限られていて、壁付けレイアウトを前提としている場合には、丸いテーブルは不向きかもしれません。
間取りや家具の配置によっては、動線確保が難しくなる可能性もあるため、購入前に設置場所をしっかりと検討する必要があります。
人数によっては広い設置スペースが必要になる
丸いダイニングテーブルは360度どこからでも座れるというメリットがある一方で、使用人数によっては四角いテーブルよりも広い設置スペースが必要になることがあります。
例えば4人で使用する場合、四角いテーブルなら長辺に2人ずつ座れば良いため、短辺側にはスペースを確保しなくても済みます。しかし、丸いテーブルで4人が座る場合、四方に椅子を配置する必要があるため、テーブル周囲のすべての方向に椅子を引くスペースを確保しなければなりません。ダイニングスペースに余裕がない場合は、家具の配置をしっかりシミュレーションしておくことが大切です。
丸いダイニングテーブルには数多くの魅力がある
デメリットをお伝えしましたが、実は丸いダイニングテーブルには、それを補って余りあるほどの魅力的なメリットがたくさんあります。ここからは、丸いテーブルならではの良さをご紹介します。
お互いの顔が見やすくコミュニケーションが取りやすい
丸いダイニングテーブルの最大の魅力は、座っている全員がテーブルの中心を向くため、お互いの表情を確認しながら会話を楽しめることです。四角いテーブルの場合、対角線上に座った人とは距離が離れてしまい、視線を合わせにくくなります。しかし丸いテーブルなら、どの席に座っていても他の人の顔がよく見え、自然とコミュニケーションが活発になります。
また、3人や5人といった奇数の人数で使用する場合も、円形なら均等に座ることができるため、誰かが居心地の悪い思いをすることもありません。家族との食事や友人を招いた際のホームパーティーなど、人との繋がりを大切にしたい方にとって、丸いテーブルは最適な選択肢といえるでしょう。
やわらかく温かみのある印象を演出できる
丸いダイニングテーブルは角がないため、空間にやわらかく優しい印象をもたらしてくれます。人間は無意識のうちに鋭角的なものを見ると緊張を感じる傾向があると言われています。丸みを帯びた形状は心理的な安心感を与えてくれるため、リラックスして食事を楽しめる空間づくりに役立ちます。
また、角がないことで小さなお子さまがぶつかってもケガをしにくく、安全面でも安心です。お子さまのいるご家庭では、コーナークッションを取り付ける手間も省け、インテリアの美しさと安全性を両立できます。
どこからでも座りやすく立ち座りがスムーズ
丸いダイニングテーブルは椅子が横並びにならないため、どの位置からでも座りやすく、立ち座りの際もスムーズです。四角いテーブルの場合、隣に椅子や壁があると立ち座りの際に必要なスペースが確保しにくく、窮屈に感じることがあります。しかし丸いテーブルなら椅子の両サイドに余裕があるため、隣の人と干渉することなく自由に動けます。食事の配膳時や急いで席を立つ必要がある時など、日常生活の中で小さなストレスを感じることが少なくなるでしょう。
使用人数の変化に柔軟に対応できる
丸いダイニングテーブルは360度どの位置にも椅子を置くことができるため、使用人数の増減に柔軟に対応しやすいというメリットがあります。普段は夫婦2人で使っていても、友人が訪ねてきた際には椅子を追加して3人、4人と増やすことが可能です。四角いテーブルだと脚の位置によって座りにくい場所が生まれることもありますが、丸いテーブルなら脚の配置次第で全員が快適に座れます。将来的に家族構成が変わる可能性がある方や、来客が多いご家庭にとって、丸いダイニングテーブルは長く愛用できる選択肢となるでしょう。
丸いダイニングテーブルを選ぶ前に確認したいポイント

丸いダイニングテーブルを購入する前には確認しておくべきポイントもあります。ここでは、実際に選ぶ際にチェックしておきたいポイントについて紹介します。
使用人数に合った天板のサイズを選ぶ
ダイニングテーブルのサイズ選びは、快適に使えるかどうかを左右する重要なポイントです。一般的に、1人が食事をするために必要なスペースは幅60cm×奥行き40cm程度とされています。丸いテーブルの場合、人数別の推奨サイズの目安は以下の通りです。
- 1人分は直径60〜70cm
- 2人分は直径80cm以上
- 3人分は直径90cm以上
- 4人分は直径100cm以上
- 5〜6人分は直径120cm以上
しかし、これはあくまで必要最低限のサイズです。大皿料理を囲んだり、お皿を複数並べたりする食事スタイルの場合は、上記よりもひと回り大きめのサイズを選ぶとゆとりを持って使えます。
設置スペースは椅子を引くスペースも含めて計算する
丸いダイニングテーブルを設置する際は、天板の直径だけでなく、椅子を引いて立ち座りするスペースも考慮する必要があります。椅子を引くために必要なスペースの目安は、テーブルの縁から約60〜70cm程度です。また、後ろを人が通る動線を確保したい場合は、さらに30〜40cm程度の余裕が必要になります。購入前に設置予定の場所を実際に測り、テーブル周囲に十分なスペースが確保できるかを確認しておきましょう。
脚の形状で使い勝手が変わる
丸いダイニングテーブルを選ぶ際は、脚の形状にも注目してみてください。1本脚のテーブルは360度どこにでも椅子を配置しやすく、大人数での使用に適しています。脚が邪魔にならないため、人数が増えても柔軟に対応できるのが魅力です。
一方、4本脚のテーブルは安定性に優れており、安心して使用できます。3〜4人程度の少人数で使う場合は、4本脚でも問題なく快適に使えるでしょう。デザイン性の高い商品も多く、インテリアのアクセントとしても活躍してくれます。3本脚のテーブルはスタイリッシュな印象を与え、モダンな空間づくりにぴったりです。
素材と色はインテリアとの調和を考える
ダイニングテーブルは空間の主役になる家具ですから、お部屋全体のインテリアとの調和を意識して素材や色を選びましょう。木材は温かみがあり、ナチュラルな雰囲気を演出してくれます。オーク材やウォールナット材など、木材の種類によって色味や風合いが異なるため、お好みに合わせて選べます。
ガラスやセラミックは洗練された印象を与え、モダンなインテリアにマッチします。お手入れのしやすさも魅力です。長く使うものだからこそ、見た目の好みだけでなく、日々のお手入れのしやすさやライフスタイルとの相性も考慮して選ぶことが大切です。
丸いダイニングテーブルに関するよくあるご質問

丸いダイニングテーブルに関するよくあるご質問に回答します。
Q. 丸いダイニングテーブルは何人まで座れますか?
テーブルのサイズによって異なりますが、一般的には直径100cmで4人、直径120cmで5〜6人程度が快適に座れる目安です。1本脚のテーブルを選べば、さらに柔軟に人数調整ができます。
Q. 丸いテーブルと四角いテーブル、どちらが省スペースですか?
1〜2人で使用する場合は丸いテーブルの方が省スペースになることが多いです。ただし、3人以上で使用する場合は、四角いテーブルの方が設置に必要な面積が少なくて済む場合があります。使用人数とお部屋の広さに応じて選びましょう。
Q. 丸いダイニングテーブルのお手入れ方法は?
基本的には四角いテーブルと同じです。木製テーブルの場合は乾いた布で乾拭きし、汚れが気になる場合は固く絞った布で拭いた後、しっかりと乾拭きしてください。ガラスやセラミックのテーブルは専用のクリーナーを使うと美しさを保ちやすくなります。
Q. 伸長式の丸いダイニングテーブルはありますか?
はい、ございます。天板を追加することで楕円形に伸長できるタイプなど、人数やシーンに応じて大きさを変えられる商品があります。普段は2〜4人、来客時には6人程度と使い分けたい方におすすめです。
丸いダイニングテーブルは使いやすくメリットの多い家具
丸いダイニングテーブルには「使いにくい」という声もありますが、実際にはメリットの方が多く、選び方のポイントさえ押さえればとても使いやすい家具です。
お互いの顔を見ながら会話を楽しめるコミュニケーションのしやすさ、やわらかく温かみのある空間づくり、使用人数の変化への柔軟な対応力など、丸いダイニングテーブルならではの魅力はたくさんあります。大切なのは、ご自身のライフスタイルや家族構成、ダイニングスペースの広さなどを総合的に考慮して、最適な1台を選ぶことです。
名古屋市名東区の大矢家具店では、豊富な種類のダイニングテーブルを取り揃えております。家具選びのプロであるベテランスタッフが、お客様一人ひとりのライフスタイルやご要望に寄り添い、最適なダイニングテーブル選びを丁寧にサポートいたします。実際に見て、触れて、座り心地を体感していただくことが何より大切です。ぜひ一度、大矢家具店へお越しください。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

