
「部屋を広く見せたい」「おしゃれな寝室にしたい」という理由から、ローベッドを検討している方も多いのではないでしょうか。ローベッドは高さを抑えることで圧迫感が少なく、開放的な空間をつくりやすいベッドです。一方で、実際に使い始めてから「立ち上がりにくい」「床の冷えやホコリが気になる」と後悔するケースもあります。
ローベッド選びで大切なのは、見た目の印象だけでなく、立ち座りのしやすさやマットレスを含めた高さ、床との距離まで考えて選ぶことです。本記事では、家具の専門店である大矢家具が、ローベッドで後悔しやすい理由やメリット、失敗しないための選び方について解説します。
ローベッドで後悔しやすい理由

ローベッドは部屋を広く見せやすい一方で、高さが低いからこそ生じるデメリットもあります。購入後に後悔しないためにも、どのような点に注意すべきか確認しておきましょう。ここでは、ローベッドで後悔しやすい理由について解説します。
立ち座りにくく感じることがある
ローベッドは床面が低いため、一般的な高さのベッドと比べて立ち上がる際に膝を深く曲げる必要があります。そのため、毎日の寝起きで足腰への負担を感じる場合があります。
特に膝や腰に不安がある方や、ご高齢の方が使う場合は注意が必要です。店頭では実際にベッドへ腰掛け、座る・立つという一連の動作を試してみることをおすすめします。
マットレスを載せると思ったより高くなることがある
ローベッドを選ぶ際に見落としやすいのが、マットレスを載せたあとの高さです。フレーム単体では十分に低く見えても、厚みのあるマットレスを組み合わせると、完成時の高さが想像以上になることがあります。
高さが出ることで、ローベッドならではの開放感が薄れてしまう場合もあります。購入するときは、フレームの高さだけでなく、マットレスを含めた床面までの高さを確認しておきましょう。
床の冷気を感じやすいことがある
ローベッドは床に近い位置で眠るため、住環境によっては冬場に床からの冷気を感じやすくなることがあります。特にフローリングの部屋では、床付近の冷たい空気の影響を受ける場合があります。寒さが気になる方は、床から少し高さのある脚付きタイプを選ぶなど、フレームの構造にも注目しましょう。
床付近のホコリが気になりやすい
ホコリは床付近にたまりやすいため、寝る位置が低いローベッドでは気になることがあります。
また、床との隙間が狭いタイプでは掃除機やフロアワイパーが入りにくく、ベッド下を掃除しにくい場合もあります。ホコリが気になる方は、床との隙間や掃除のしやすさも確認しておくと安心です。
ベッド下に収納スペースを確保しにくい
一般的な脚付きベッドであれば、ベッド下に収納ケースなどを入れられる場合があります。しかし、ローベッドは床との距離が近いため、ベッド下収納を活用しにくい商品も多いです。
収納スペースが限られているワンルームなどでは、ローベッドを置くことで収納場所が不足する可能性もあります。部屋を広く見せることだけでなく、必要な収納スペースを確保できるかも考えておきましょう。
ローベッドのメリット・魅力

ローベッドには注意点がある一方で、一般的な高さのベッドにはない魅力もあります。ここでは、ローベッドならではのメリットを紹介します。
部屋を広く見せやすい
ローベッドの大きなメリットは、圧迫感を抑えやすいことです。ベッドの高さが低くなることで視線を遮りにくくなり、天井までの空間を広く感じられます。そのため、ワンルームやコンパクトな寝室でも開放的な印象を作りやすいです。
ベッドは寝室のなかでも面積の大きな家具です。同じサイズのベッドでも、高さを抑えるだけで室内の印象を変えやすいのはローベッドならではの魅力といえるでしょう。
インテリアをすっきりまとめやすい
ローベッドは、モダンやナチュラル、和モダンなど、さまざまなインテリアに合わせやすいベッドです。ベッドだけでなく、サイドテーブルやテレビボードなどの高さも低めに揃えると、家具同士に統一感が生まれ、落ち着いた空間をつくりやすくなります。インテリア全体をすっきりした印象に見せたい方にも、ローベッドはおすすめです。
ローベッドで後悔しないための選び方
ローベッド選びで失敗を防ぐには、デザインだけでなく、実際に使ったときの高さや生活動線まで確認することが大切です。ここでは、購入前に確認しておきたいポイントを紹介します。
実際に座って立ち上がりやすさを確認する
ローベッドは商品によって高さが異なるため、「ローベッドだから低すぎる」とは限りません。
店頭で確認できる場合は、実際に腰掛けて立ち上がってみましょう。膝や腰に無理な力がかからず、自然に立ち上がれる高さかどうかを確認することが重要です。毎日繰り返す動作だからこそ、見た目の低さよりも自分にとって無理のない高さを優先することをおすすめします。
フレームとマットレスを合わせた高さを確認する
ローベッドの高さは、フレームだけで決まるものではありません。実際に眠る位置は、フレームにマットレスの厚みを加えた高さになります。例えば、厚みのあるマットレスを選ぶと、せっかく低いフレームを選んでも、完成時には一般的なベッドに近い高さになるかもしれません。
ベッドとマットレスを別々に選ぶのではなく、組み合わせた状態をイメージしながら選びましょう。マットレスについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
床との隙間と掃除のしやすさを確認する
床との距離が近いローベッドでは、掃除のしやすさも確認しておきたいポイントです。掃除機やフロアワイパーが入る高さがあるのか、それともフレームを動かして掃除する必要があるのかを購入前に確認しておきましょう。ロボット掃除機を使っている場合は、本体がベッド下へ入れる高さがあるかも確認が必要です。
湿気がこもりにくい構造か確認する
ローベッドはマットレスと床との距離が近いため、商品によっては湿気がこもりやすくなる場合があります。すのこ床板になっているか、床との間に空気が通る構造になっているかなどを確認しましょう。また、マットレスを定期的に立てかけるなど、日頃の換気も大切です。
搬入経路と設置スペースを確認する
ローベッドであっても、フレーム自体の縦横サイズが小さくなるわけではありません。購入前には、ベッドを置く場所だけでなく、玄関や廊下、階段、室内ドアなどの搬入経路も確認しておきましょう。また、ベッドの周囲に十分な通路を確保できるか、クローゼットやドアの開閉を妨げないかもチェックしておくと安心です。
ローベッドにはカビ・ほこり対策が必須

ローベッドは床に近い位置で使用するため、湿気やほこりの影響を受けやすい傾向があります。快適な状態を長く保つためには、購入後のお手入れも大切です。ここでは、ローベッドを清潔に使うためのポイントを紹介します。
こまめにベッド下や床まわりを掃除する
ローベッドは床に近い位置で使用するため、一般的な高さのベッドよりも床付近のほこりが気になりやすいです。特にフレームと床の隙間が狭いタイプは、掃除機やフロアワイパーが入りにくく、ほこりがたまりやすくなります。
そのため、ベッドの周囲だけでなく、ベッド下やフレームの隙間も定期的に掃除することが大切です。ロボット掃除機を使用している場合は、購入前にベッド下へ入れる高さがあるかも確認しておくとよいでしょう。
マットレスを定期的に換気して湿気をためない
ローベッドはマットレスと床との距離が近いため、構造によっては湿気がこもりやすくなります。湿気がたまった状態が続くと、マットレスやフレームにカビが発生する原因になるため注意が必要です。晴れて湿度の低い日にはマットレスを立てかけたり、フレームから少し浮かせたりして風を通しましょう。定期的にマットレスの裏側まで乾燥させることで、カビの発生を防ぎやすくなります。
すのこ仕様や除湿アイテムを活用する
湿気が気になる場合は、通気性を確保しやすいすのこ仕様のローベッドを選ぶのも1つの方法です。床板に隙間があることで、マットレスの下に空気が通りやすくなります。
また、除湿シートや除湿剤を併用することで、湿気対策をより行いやすくなります。ただし、アイテムを使うだけでなく、換気や掃除と組み合わせて対策することが大切です。特に梅雨時期や湿度の高い季節は、普段よりこまめにベッドまわりの状態を確認しましょう。
ローベッドに関するよくある質問
ローベッドに関するよくある質問に回答します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Q:ローベッドは腰痛がある人には向きませんか?
ローベッドだから必ず腰へ負担がかかるわけではありませんが、床面が低いため、立ち上がるときに腰や膝へ負担を感じる場合があります。腰や膝に不安がある方は、極端に低いタイプを避け、実際に座って立ち上がりやすい高さかどうかを確認して選びましょう。
Q:ローベッドはカビが生えやすいですか?
ローベッドだから必ずカビが生えるわけではありません。ただし、マットレスと床との距離が近く、通気性が十分でない構造では湿気がこもりやすくなる場合があります。すのこ仕様のフレームを選ぶ、定期的にマットレスを立てて換気するなど、湿気をためない工夫をしましょう。
Q:ローベッドでも通常のマットレスを使えますか?
使用できるマットレスは商品によって異なるため、フレームの対応サイズや条件を確認しなければなりません。また、厚みのあるマットレスを使うと完成時の床面が高くなり、ローベッドならではの低さを感じにくくなることがあります。フレームとマットレスの合計高さを確認して選びましょう。
Q:ローベッドは一人暮らしにもおすすめですか?
ワンルームや1Kなど、部屋をできるだけ広く見せたい一人暮らしの方にもローベッドはおすすめです。しかし、ベッド下収納を使いにくい商品もあるため、クローゼットなど別の収納スペースが足りているかを確認しておきましょう。
高さと使いやすさのバランスを確認しよう
ローベッドは、圧迫感を抑えて部屋を広く見せやすく、すっきりとした寝室をつくれるのが魅力です。一方で、床面が低いことで立ち座りがしにくかったり、床の冷気やホコリが気になったりする場合があります。
特に重要なのは、「できるだけ低いベッド」を選ぶのではなく、自分が無理なく寝起きできる高さと、求める開放感のバランスを考えることです。また、マットレスを載せた完成時の高さや、床との隙間、掃除のしやすさなども確認しておきましょう。
大矢家具名古屋インター店では、さまざまなタイプのベッドやマットレスをご覧いただけます。写真やカタログだけでは分かりにくい高さや立ち座りのしやすさ、マットレスとの組み合わせも、実際に試しながら確認できます。名古屋周辺でローベッド選びに迷っている方は、ぜひ大矢家具名古屋インター店へお気軽にご相談ください。





